こむぎの旅立ちから1週間。
今頃天国に到着してモルモット仲間と仲良くプイプイ言ってるかな。
皆様あたたかいお言葉をありがとうございました。
こむぎがなぜ突然旅立ったのかは考えても考えてもわかりません。
ありがとうの気持ちをこむぎに送ることで、泣いてばかりの悔いも浄化されるような気がします。
皆様にかけていただいた言葉や、もっちの存在に癒やされながら、こむぎのことは自分自身少しずつ受け入れていっているのだと思います。
『頭なでていいよ(ごほうびくれるなら)』もっち
完全に現実を受け入れられるまで、まだ時間はかかると思います。
これからは、こむぎにやってあげられなかったことをもっちにしてあげたいと思います。
早速おやつをせっせとあげています…
お別れの話
最後のお別れにはいろんな形があると思います。
私はこむぎのお骨を手元に置きたかったので、火葬を選択しました。
その業者さんを心の中で事前に決めていたにもかかわらず、実際いざとなった時には予定通りにはいきませんでした。
同じような方の参考になればと思ってそのいきさつを残しておきます。
保存していた新聞広告の切り抜き
何年か前に、いつかくるお別れの時のために、ペットの個別火葬車についての新聞広告記事を切り抜いて大切に保管していました。
火葬炉を載せた車で自宅まで来てもらって、駐車場で火葬していただくというもの。
拾骨はできないまでも返骨があるのでいいなと思っていました。
自治体の施設
ちなみに自治体の火葬場が新しくできてペット用炉も構えられたのですが、残念ながらペットの場合は返骨がなく、他のお骨と一緒に土に戻されるそうです。
費用はとてもお安いのですが、条件が合わず、個別火葬車しかないと思っていました。
①本命だった業者さん
ところがその火葬車業者さんに電話してみたら、新聞・ホームページに記載の料金から値上がりがあって、3倍程度の金額を提示されました。
ホームページの更新ができていないんだそうです。(ホンマかぁ？！)
それだけでも不信感がありましたが、
しかも
｢ここのところ混み合っているので、行けるのが夜の22時～23時くらいしかない。｣とのこと。
なんか…これって理由付けてやんわりお断りされてる？！
｢金額的に合わないというのでしたら、比較的低料金の業者さんをご紹介します。｣と言われ、
怪しくないか怖いなーと思いながら一応メモりました。
この時にはもう悲しみに浸っておられず涙も渇き現実的になりました。
②紹介された個別火葬車の業者さん
連絡すると先ほどの業者さんとは打って変わって、信頼感のある感じで料金も想定していた程度だったので好印象でした。
慌ててお別れしなくてもいいように、ご親切に亡骸を自宅で保冷保管する方法を教わりました。
その日は水曜日でしたが、土曜日の予約をする段になった時のことでした。
自宅駐車場の説明で、傾斜があると話すと、難色を示されました。
水平でないとダメなんだそうです。
あとカーポートのある場所も熱でカーポートが変質するのでダメ。
じゃぁ近くの公共施設の駐車場では？と尋ねると、許可をいただかないとダメ。
公園も、人目を気にされているようでダメでした。
ひとけのない道端でもいいみたいなことを事前に見た気がしたのですが、条件が厳しいのですね。
ちなみに電源がない場合は発電機を使うそうです。
こんなことで、私の場合は、どの業者さんでも火葬車ではできないですと言われ途方に暮れそうになりました。
が、最後に近くのペット火葬をやっているお寺を紹介していただけました。
③お寺で火葬していただくことに
連絡すると、慣れた感じの明朗料金制でした。
木綿の布にくるんで連れてくること、お花、ごはんを少しなら大丈夫ですよとのことだったので、こむぎに食べさせたかったものを少しずつ持参しました。
紙の箱だと残ってしまうのでダメだそうです。
お寺には火葬炉が２つあって、敷地内にはたくさんのペットのお墓があってひっきりなしにお参りに来られていました。
高台にあって景色がよくて気持ちの良い場所でした。
待っている間に出会った猫さんが、甘えてきてくれて荒れそうな心を癒してもらえました。
お別れ当日までは保冷剤を敷いた発泡スチロール箱の中に眠ってもらいました。
狭く冷たい思いをさせて心苦しかったけど、当日は姿を見られる状態で一緒に過ごしました。
慌てて平日にお別れするよりも、気持ちの整理も幾分かできて落ち着いてできたのでよかったです。
担当の方はこむぎに優しく接していただき、最後に持参した容器にお骨を拾わせていただいて帰りました。（有料で壷と袋もあるそうです）
費用は12,000円でした。
これまでの写真の整理をして簡易な祭壇を作りたいと思っています。
(庭のアジュガと撮影したら天国にいるようでした)
さいごに
動物病院を探すのと同じで、事前に決めていても実際は予定変更ばかりのバタバタの手続きになりました。
最終的に今回のお寺につながる情報をいただけたので運が良かったのですが、事前に調べたときは知り得ない情報でした。
近所のペットの飼い主さんで詳しい方が周りにいらっしゃったら、情報を聞いておくだけでも気持ちの余裕が違うと思います。
私達の経験がどなたかの参考になれば幸いです。
ありがとうございます。
