今夏の読書感想画コンクール指定図書の紹介新聞記事で見つけました。
低学年向け
『モルモットのちゃもとけだまーず』。
絵がかわいいのと、モルモットが主役の絵本ってなかなかないので内容が気になって早速図書館で予約しました。
ちゃもは臆病なモルモットの男の子。ほかのモルモットたちは、橋を渡って「モルやま」へ遊びに行きますが、ちゃもはじっとしています。みんなに、橋から落ちちゃうかもしれないと話しますが、くすくす笑われてしまいます。ある日、ちゃもの抜け毛からできた「けだまーず」達を追いかけるうちに、外の世界へ飛び出したちゃも。少しずつ成長していくちゃもに勇気がわいてくるすてきな冒険物語。
モルモットの気質と毛玉でお話ができるなんて作家さんはすごいなーとただただ感心。
こちらは昨年出版されたばかりで、子どもの喜ぶ遊びの要素も入っていたり、園での読み聞かせにいいんじゃないかなと思いました。
それにしてもモルモットの仕草など紹介されていたり、詳しいなぁと思ったら、作者さんのなかやみわさんはなんとモルモット飼育歴10年以上だそう!
やっぱりそうだよねーって納得。
でも同じモルモット飼育をしていてもこんなお話にまでするって思いつかないです。
才能ですよね。
そして、作者なかやみわさんの作品の有名なこと!
そらまめくんシリーズ、くれよんのくろくんシリーズ…うちも大変お世話になってきた名作ばかり。大人も感情を揺さぶられたりただの絵本ではない、印象に残る作品達でした。
物語のちゃもくんは臆病で、橋を渡って出てこれない様子は、うちのもっちと重なるなぁと思いました。
茶色毛のテッセルのちゃもですが、見た目がうちのこむぎにも見えてきたり、モル飼いさんには親近感がわく内容だと思います。
ところで、読んで感想画を描く小学生、絵本の絵に影響受けてしまわないのかなぁ…
自分だったらどう描く?って思ったら、ただのコラージュみたいになりそう😵💦
若い柔らか頭でないといけませんね。
感想画の受賞作品発表も楽しみにしておきます。
機会があったらぜひ読んでみてください。