モルモットの血尿に始まって、
色々なペットの闘病記などの本を探しているうちに
児童書のこの本に出会いました。
「ハニーのためにできること」 楠 章子作
(↓リンク付)
あらすじ
ふたばのおばあちゃんが亡くなって、ハニーという老犬を引き取ることになりました。
そうしなければ保健所などにつれていかねばならないので、ふたばがお母さんを説得したのです。
しかし、やがてハニーは重い病気になってしまいました。
獣医の先生に相談し、ふたばは両親とともにいっしょけんめい看護しますが、別れの時が近づいてきます。
ふたばは、ハニーのために何ができるか必死に考えました……
「命」を見つめる感動作です。
犬のお話なのでうちのモルと種類や症状は違えど、
病院で治療か自然に任せるかの決断を迫られるところなど、
他人事には思えなかったです。
そうだよね、悩むよね~と思いながら
あっという間に読み終えてしまいました。
命を考えるお話で、涙なしには読めなかったです。
生きているものはいつかは死ぬ。
これを私も受け止めて日々生きていかないといけないですね。
ちなみにこのお話は
作者・楠さんの実話も織り交ぜてのお話のようです。
楠さんは、認知症のおばあさんがテーマのお話も書かれていて、
幼稚園児から読み聞かせなどでよく目にします。
(↓リンク付)
重いお話でごめんなさい。
8歳の娘には自分で読むのは難しかったようですが、
大人はもちろんもう少し年上のお子さんにも良いのじゃないかなと思います。