モルモットの爪切り方法のお話です。
人間と違った爪の形状なので、どうやって切るの~?と最初は戸惑うと思いますが、慣れてしまえばササッとできるようになります。
モルモットの爪
モルモットは前足の指4本、後ろ足の指3本の生き物です。
人間と同じで爪が生えていて、伸びてきます。
野生のモルモットは土の上などで動き回るので爪も自然と削れてくるようですが、
おうちで育てている場合は、爪が伸びてくると歩きにくいし
割れたりケガの元になりかねないので、定期的にカットしてあげる必要があります。
もくじ
爪切りをやってみよう!
我が家のモルモットの爪切りの方法をご紹介します。
とても臆病なもっちの方が、抱っこされてしまえばおとなしいので
切りやすいです。
こむぎは暴れるので今でも苦労しています。
今回はもっちさんにモデルになってもらいました。
つかまえ方
抱っこされるのを嫌がるのでつかまえるだけでも大変です。
このお話の時に作った輪っか状に縫った布を使います。
この布はトンネルのようになっているのでくぐりたがります。
入った瞬間に出口を閉じて抱っこ。
(最近くぐることを警戒されだしました(>_<))
切る位置の確認&カット
出口から顔と前足を出してもらいます。
指先をしっかり持って、爪の血管位置を確認します。
こむぎの場合は爪が茶色いので血管位置の確認がやりにくいです。
慣れるまではデスクライトで照らしながら作業するとやりやすいです。
ちなみに↑このはさみも100均の猫ちゃん用の爪切りハサミです。
十分使えます。
図(手描きでスンマセン)のように血管を切らないように、カットします。
この時、できるだけ血管に近い位置が良いそうですが(理由は最後に書いてあります。)、慣れるまでは余裕を残すのがいいかもしれません。
爪を切る角度は爪に対して直角でない方がいい、と言われていますが
なかなかその通りにはできず、直角切りで精一杯です。
嫌がって暴れる場合には
比較的おとなしいもっちでも前足を持つだけで嫌がって引っこめます。
布がなかったら、後ろ足でもがいて逃げようとします。
どうしても暴れまわるコは、もう一人に手伝ってもらって野菜や好物のおやつをあげながら気をそちらに向かせている間に切ってしまいます。
例えば、右足を切りたい場合は、左側からおやつをあげてもらうと切りやすいです。
この時、手元の近くにあるヒゲに要注意です。
この作業は緊張感もあってどっと疲れますが、やってしまえば達成感とすっきり感が味わえます。
不安な場合
爪を切る時間帯は、動物病院がやっている時間帯をおすすめします。
万が一出血しても動物病院に駆け込めるので、安心感があります。
病院などでプロにやってもらったら相場では1匹500円ほどするようですね。
うちはまだ連れて行ったことがないのですが、どうしても忙しい時やできない時は
上手に利用するのも手ですね。
万が一出血してしまった場合の止血剤も市販されているようです。
爪を長めに切っていると…
最近動物園の方のお話しで知ったことですが、爪先が血管から離れている期間が長いと、爪の中の血管の長さが伸びてくるそうです。
ガーン・・・
もっと早くに知りたかった…
実際、うちの子たちの爪は、血管からの長さに余裕をもった位置で切っていました。
そのせいでしょうか、お迎えした時よりもなんだか血管が伸びてきている気がします。そうすると爪全体は伸びているのに切れる長さは短くなってしまいます。
そうなってしまわないように、完成長さに気を付けてマメに爪をチェックしてあげてください。
追記済:2022.07.04