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モルモットの庭

モルモットの飼育にまつわるあれこれの記録

デキモノの限界

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手術できないモルモットの乳腺腫瘍の経過についてのお話です。

 

手術できない身体

うちの7歳モルモットのもっちは、かねてから、心臓に水が溜まっているため、麻酔をかけての手術はできないと宣言されています。

 

これまで、子宮嚢胞の手術を断念した経緯もあります。今でも共存しています。

 

同じ頃発覚した乳腺腫瘍も、通常なら取り除く手術をする治療なのですが、それができないのでそのまま生活しています。

 

変化

乳腺腫瘍の大きなデキモノを抱えているもっちですが、日に日にデキモノは大きくなってました。

触らせてもらっては、悪さをしないでねと願をかけていたのですが、最近になって変化がありました。

 

お股の写真ばかり載せていてごめんなさい💦

寝る体勢も右乳をかばいながら左寄りに寝ていることが多いです。

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足裏の赤い腫れも治療中です。

 

限界

異変に気付いたのは、お薬を飲ませようと抱っこしていたとき。

いつ出るかわからないおしっこのためにペットシーツを敷いて抱っこするのですが、赤黒いシミが付いていました。

 

場所は乳腺腫瘍のあたり。

 

腫瘍を観察すると後ろの方から血が滲み出てきているではありませんか!!

デキモノはパンパンだから限界を超えたのかも…

 

止血したほうがいいかなと手で押さえても動くし、ワセリンを塗ってもダメ、絆創膏はすぐ剥がれる、どうしようもない状態に。

 

その間も血液は勢いを増して滴っていて、床に血溜まりができて焦りました😱

病院休診日の夜のことです。

失血したらどうしよう…

 

でも本人は気にすることもなくいつもどおり食事をして動いていたので救われました。

 

そういえば、人間のケガもそのうち血が固まって止まるからきっとモルモットも止まるだろうと思って心配しながらも寝ました。

 

翌朝、無事に血が止まっていました。

 

受診

しかしその翌日、また出血していたので、病院を受診することにしました。

 

口の中がピンク色をしているか確認することで、貧血状態ではないか診てくださいました。

 

大丈夫そう。

 

今は薄い皮膚に小さな穴が空いてそこから中身が漏れ出ている状態。

 

パンパンになって皮膚が大きく破れてしまうより、今のうちに中身を出せるだけ出して時間稼ぎしましょうとなりました。

 

止血しか頭になかったので、逆の発想に驚きました。

 

サラサラの血液だけではなく固まったドロドロの血餅も混じっているので、注射器では吸えないから…

 

腫瘍を押して中の血を出す処置となりました。

痛そうに鳴きます。

逃げようとジタバタします。

 

頭を手で覆ってやって、がんばれがんばれと励ますことしかできなくて苦しい。

 

手術の助手みたいな状態で、他の飼い主さんもこんな経験してるのかな。

いじめているみたいで胸が痛い。

 

処置後

そんなこんなで処置の後、腫瘍はしぼんで幾分か身軽になった気がします。

処置後↓
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もっち、とっても頑張りました。

食欲もさらに増えた気がします。

ご褒美のおやつはいつもより多くあげました。
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今回はなんとかしのげました。

 

手術なしでは命に即関わってしまうような病気にならないよう、健康管理に気をつけていかないとと思います。