モルモットお迎えの原点に行ってきました
私がモルモットをお迎えした原点と言っても過言ではない、初めてモルモットがどんな生き物か知った、思い出の場所に5年ぶりに行ってきました。
近くの小さな動物園です。
その中で特に心が動いた動物をご紹介します。
マーラ
哺乳綱齧歯目テンジクネズミ科マーラ属に分類される齧歯類。飼育下ではペアで生活しペアは一生解消されず、野生下でも同様と考えられている(Wikipediaより)
モルモットと同じ、テンジクネズミ科なので、モルモットに似てる~!とテンションが上がります。(モルモット中毒かな…)
とはいっても手足が長めですね。
この時も2頭でいたのでこれがペアってやつかなぁ。一生解消されない強い絆で結ばれているのですね。
プレーリードッグ
ネズミ目(齧歯目)リス科プレーリードッグ属の動物の総称。北米の草原地帯(プレーリー)に穴を掘って巣穴をつくり、群れで生活する。草食で、ムラサキウマゴヤシ(アルファルファ)、イネ科の植物を好む。(Wikipediaより)
こちらもモルモット風に見えました。それもそのはず、げっ歯目。しっぽがぴょいぴょい動いていてかわいかったです。
写真の通り、チモシーの入った箱に入って手で器用にチモシーを持って食べていました。
モルモット
そして今回の目的、モルモットです!
前回はコロナ前だったので、モルモットとのふれあいコーナーがあったのですが、今回は残念ながら中止されていました。
そのため、展示コーナーを観察しました。
ちょうどお掃除タイムだったようで、職員さんが巣箱を持ち上げた瞬間どっとたくさんのモルモルが出てきててんやわんやの大騒動になっていました。
”モルカー大渋滞”のように、モルモットの上をモルモットが歩いたりして、大所帯ならではの光景が広がっています。
動物園のモルモットを見ていて気付いた点
鳴き声が高い
普段は鳴いていないのですが、モルカー状態になった時にキュー!と鳴いている声がうちより高く感じました。個性ですかね。
体格が大きい
5年前にも感じたのですが、モルモットってこんなに大きな生き物なのね・・・という驚き。うちのモルモットより肉付がよくて大きいような気がします。栄養状態がよいのでしょうか。
毛並み毛艶がキレイ
爪の手入れが行き届いている
自宅飼育よりもたくさんいるので粗い感じなのかなぁいう印象に反して、どの子も毛はツヤッツヤのフサフサでした。爪も適度にカットされていて、たくさんいても一匹一匹お手入れされているんだなぁと思いました。
網の上にチモシーを敷き詰めて、それを食べている(チモシー入れはない)
前回はこんな視点で見ていなかったのですが、いざ自分が飼育するとなると変わるものですね。紙を敷いてるのかな?と思っていたら、網の上にショートタイプのチモシーだけでした。なのでおしっこを吸ったのを食べていることもあると思いますが、細かいことは気にしないってことですね。見えない場所ですが、きっと網の下に排泄物の受け皿が置いてあるのだと思います。
手作りの大きめな巣箱
おそらく飼育員さんが作ったと思われる大きい木製巣箱。釘を使って作られていて、底はなくて天井付き、入口は2か所になっていました。たくさんのモルモットが中に入っていてくつろいだり、寒さから避難しているのでしょうか。
日中は展示のため外気にさらされていて寒そう
この日は寒くて、外気温は10度台だと思います。網越しに外気にさらされているので、寒くないのかな?と気がかりでしたが、長年の環境で慣れているのかな。それとも自宅飼育が過保護なのか・・・?。夜はきっと網の部分を閉じたり対策をされていると思います。
種類はイングリッシュとアビシニアン
クレステッドの子がいるかな?なんて観察しましたが、一番多いのはイングリッシュのようでした。似た毛色の子が集まって過ごしていたので、兄弟か親子かなー?って感じました。
うさぎさんは大きい
てっきりウサギさんとモルモットは同じくらいの体格かと思っていたのですが、並ぶと全然違います。モルモットは小さい。勘違いしていてごめんなさい~!
最後に
5年前この動物園を訪れるまでは、大人の自分が動物を飼育するなんて想像したこともなかったですが、モルモットの存在を知って心奪われたのがきっかけで、たくさん調べて今一緒に過ごしています。
今回は、感謝の気持ちで飼育員さんとお話したかったですが、コロナということで接点が持てずまたの機会に持越しとなりました。
再訪してみて、モルモットをお迎えする前と後とで動物を見る目も変わるものなんだなと改めて感じました。
げっ歯目が特に気になるようになったのも驚きでした。カピバラさんもかわいかったです。
動物園での動物展示の是非を小耳にはさむこともありますが、私のようなケースもあるということで、悪い点ばかりではないと思いたいです。
ありがとうございました。